メダカは比較的適応能力が高く、強い魚だと言われています。そこまで神経質にならなくても飼育出来ますが、メダカが快適に過ごせるように気を付けてあげましょう。
日当たりの良い場所
屋外で飼うのなら気にしなくても良いですが、室内で飼う場合はできるだけ明るい場所に水槽を設置するようにしてください。
日照時間が13~14時間で産卵が始まります。
メダカは日光浴が大好きでなので、日の当たる場所が理想ですが、コケの大発生や、夏場は温度の上がりすぎに注意しなければいけません。
レースのカーテンで日差しを調節するなどして、1日の水温差が激しくならない場所で飼育しましょう。
水流の弱い環境
メダカは自然界では小川や田んぼなど水流のあまりない場所に生息しています。
流れに逆らって泳ぐ性質があるので、水流が強いと泳ぎ疲れて弱ってしまうと言われています。
そのため、飼育する場合はエアレーションの強さに気を付けて、あまり水面が揺れすぎないように調整してください。
特に稚魚は水流に弱いので、エアレーションはしなくて大丈夫です。
メダカが好む水質
メダカは、弱酸性から弱アルカリ性で飼育することが理想です。
pH7が中性ですので、その前後、だいたいpH6~7.5くらいがベストです。
メダカを迎える前にpHをチェックしておきましょう。
メダカが生きられる水温
メダカは2度から38度まで生きられると言われており、冬眠はするものの、屋外での越冬も可能です。
が、あまりにも気温が下がりすぎて氷が張ったり、冬眠前にしっかり栄養をとらせてあげていないと越冬できない子たちも出てきます。
水温の上がりすぎにも注意が必要で、35度を超えるとお湯状態なので、弱い子だと耐えられません。
メダカが活発になる快適な温度は23度から26度くらいなので、できるだけこの辺りに水温を調整してあげると良いですね。
メダカの繁殖に適した水温
メダカは25度以上で産卵をすると言われています。
冬も繁殖をさせたい場合は、ヒーターを使って水温を25度以上に設定してください。
※ヒーターを使う場合はエアレーション等で撹拌が必要となります。
メダカは水温が低くても生きられるので、メダカ用の省エネヒーターとして15度固定のものなども売られていますが、産卵をさせたい場合はこれでは水温が足りないので、ヒーターを購入する際は間違えないようにしてくださいね。
メダカ用ではなく熱帯魚用のヒーターでも大丈夫です。
まとめ
メダカに適した飼育環境とは‥
- できれば日の当たる明るい場所
- 水流が弱い
- 弱酸性から弱アルカリ性(pH6~7.5)
- 産卵させるなら25度以上の水温をキープ
以上のことに気を付けてメダカが快適に過ごせるようにしてあげてください♪
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