メダカは若魚になってからグレードの高い上出来の個体を販売した方が値段は高く売れますが、簡単なのは卵を売ることです。
メダカが毎日卵を産むようになったら、卵の販売を検討してみましょう。
卵から売れるのがメダカ副業の良いところ
メダカが卵を産んでからそれらが孵化して販売できるまで最低でも2か月はかかります。そのため、すぐに売り上げを立てたい、という方は卵を売るのが最短の方法となります。
が、初期のペアが少ない場合は、受精卵10個以上をまとめてとれるまでは少し時間がかかるかもしれません。初期のペアが多く産卵数が多ければ、卵で出品できるまでも早いでしょう。
卵の販売は受精を確認できたものを出品しよう
メダカは卵をたくさん産みますが、意外と無精卵も多いです。特に産卵しはじめた若い個体や、ペアになってまもない産卵などは無精卵が多くなりがちです。
卵を買って下さる方は孵化を楽しみにしていますので、販売する際は受精を確認した卵にしましょう!
受精卵であれば水カビも発生しづらいので、輸送の際にも安心度があがります。
受精卵の見分け方
無精卵は簡単につぶれ、すぐに白くなって水カビも発生しやすくなります。逆に受精卵は簡単には潰れず、黄味がかり透明なまま何日かすると卵の中がもやもやと見えはじめ、黒い目が見えるようになります。
詳しくは産卵~孵化の記事に記載しています。
慣れてくると発眼する前の段階で受精卵を見分けられるようになりますが、確実なのは発眼を確認することです。
メダカの卵の発送方法
卵ってどうやって送るの?という方のために簡単な方法をご紹介します。
用意するもの‥たれびん、緩衝材、封筒、シールテープ、あればメチレンブルー
①タレビンに水道水かメチレンブルー溶液をいれ、卵をいれます
②水漏れ防止のためにフタをする前にシールテープを巻きます
③緩衝材でくるんで封筒に入れます
④ネコポスで発送します
手順はこれだけです!卵だけなら封筒で簡単に送ることができます。
注意点をもう少し付け加えておきますね。
①タレビンは酸素確保のため10個程度でも30ml以上の容器がベストです。注入する水は、できればエアレーションしてから酸素をたくさん含ませてあげてください。
メチレンブルーがあれば水カビ防止のために薄めのメチレンブルー溶液を作って卵を入れます。
メチレンブルーの入手が難しくなっているために、ない方は殺菌のために水道水を使いましょう。
心配な方は以下のような商品もあるので代用にどうぞ。
この溶液の中で生まれても大丈夫なので安心です。
②シールテープはどうしても必要ではありませんが、封筒で送るので水漏れ対策をしっかりと行う必要があります。テープは百均でも売られています。
③緩衝材はプチプチなど百均で色々売られています。冬は保温のためにアルミシートやアルミホイルで巻いてからプチプチで梱包すると良いでしょう。その際、厚みが出過ぎないように注意してください
まとめ
メダカの産卵がはじまって受精卵がたくさんとれるようになったら卵での出品を検討してみましょう。
その際は発眼を確認したものを、水カビ対策をしてしっかりと梱包してから発送します。ヤフオクなら全国一律料金で3㎝の厚さまで封筒で送ることが可能ですよ。
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